Cheat The Gallows/Bigelf

さて、久々にレビューしましょうかね。


Cheat the Gallows

Cheat the Gallows

ビッグエルフと言うバンドは2010年のサマソニに行く際の予習でラインナップ見て知りました。
さっそくニコニコやYouTube検索して上の曲(Money, It's Pure Evil)を聴いてみたら、なかなか渋くていい感じ。

で、ああ、近年に珍しいような正統派ハードロックな音を鳴らすバンドかとずっと思ってて、この前、アルバム見つけたんで聴いてみたら、長年のその期待は見事に裏切られました(たぶん、いい意味でw)

確かに音はハードロックなんだけど、エアロみたいな正統派中の正統派みたいな感じと言うより、ピンク・フロイドやディープ・パープルの影響を感じさせるようなプログレ臭がぷんぷんする音作りですね(笑)。

ライナー見る限りではボーカルの人はビートルズやサバスやAC/DCなんかにも影響を受けてるらしい…。


なんと言うか、こう言うハードロック、プログレのアルバムってありましたよね。
何となくだけど、昔聴いたことあるような感じだなあと言うのをアルバムを聴いていると思わされます。


だから、Money, It's Pure Evelだけがすごく異色なんだよね(笑)。
あれだけが超正統派ハードロックだからね。
エアロスミスのリアルタイム世代の母もこの曲はありだなあと言ってくれたし。

なんと言うか、iTunesとかにこっそり忍ばせときたいアルバムなように思います。

聴きやすさもあり、カッコよさも、渋さもある感じ。
これ聴いててディープ・パープルとか聴きたくなりましたね(笑)。

なんと言うか、スタジアムロックな、堂々とした音って感じがするんだよなぁ。
メンバーのルックスのいい意味での時代錯誤感もいいよね(笑)。