きれいごとだけではすまないこともある
ただいま、大伯母に会って帰ってきました。
今日は手続きをするために郵便局に行ったんだけど初めて歩く手を握ったり、車イスを運んだりしたよ。
ある意味、介護の実地訓練みたいなもんですよね(笑)。
でさ、やってて、色々思った。
たとえばこっちとしてはゆっくり歩いてるつもりでも大伯母には早いんだなとか。
僕の移動が不安定で大伯母に不安を与えて憎まれ口や皮肉を言われたりしたんだけど、ちょっと落ち着いたときに考えてみたらこれって不安から来てるもんなんだろうな、とか。
まあ浅い考察ですけど、学ぶものはあって色々勉強になりましたよ。
そりゃあ、憎まれ口言われたときムカッと来て小突きそうになったけどさ。
でも、そんときにふと介護福祉士が利用者を虐待したとか言うニュースを思い出して、あ、きっとそれってこんな感じなのかなって思ったり。
春にとった介護の授業にね、たとえば、介護従事者もそう言う気持ちになることある、でもそう思う自分を責めずにみたいな事いってたのを思い出して、ああ、まあこれが実際の介護なんだろうなと思い、色々思うことありましたね。
やっぱり母は慣れてる分、安定してたしね。
心理面も、肉体的サポートの面においても綺麗事じゃすまない世界だなと感じさせられました。
介護が好きで好きでって学生さんは沢山いらっしゃるけど頭の下がる思いです。
自分はまだまだ経験値足りないからね。
福祉の世界って奥深いと思う。
もっと掘り下げていくとそこでまた学ぶこともあるんだろうね。