思い込みを捨てれば人生が変わる
きたくー
- 作者: 森顕一,石川正樹
- 出版社/メーカー: 生産性出版
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 単行本
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今日はこれを読んできた。
あるまとめブログの潜在意識かなんかの記事にアフィで貼ってあったコンサルのハウトゥー本。
プロジェクトをうまく遂行する為にはどう考えたらいいかみたいな事をあれこれ書かれてあるんだけど、その中で一番印象に残ったのが「まず最初にゴールを考え、そこから逆算して何が出来るかを考えていく」と言う事。
実はちょうど昨日似たようなこと考えてて、免許取得と受験勉強がまさにこの成功例と失敗例だなって思ったんですね。
免許の方は1度失敗してるから、学科の消化は計画の上でやろうと決めてたし、技能も自分のペースだけは守ろうと決めてた。
最後は土曜しか時間とれなかったりと予想外の事もあったけど、でも、効果測定合格をまず第一に考えて、その間に技能入れたりとかそう言うその時その時で必要な事が出来たから、結果としては、仮免期限が迫ってたけど合格出来たと思うんですね。
しかし、受験勉強に関してはゴールへの組み立てからしてぶれてたなー、と。
志望校は決めてたけど、今、何をしなきゃいけないか、今、何をするか、何を一番に置くかとか全然考えてなかった。
予備校の宿題、
それ以外の勉強、
自分の趣味の為のお金作り
休憩の挟み方
この優先順位の付け方がむちゃくちゃだったからね。
まずここを大雑把にでも決めておいてから、勉強に臨むべきだったと今となっては思うし、そう言う意味では、「まず最初にゴールを考え、そこから逆算して何が出来るかを考えていく」って言うのは出来てなかったと思うんだよね。
だから反省の意味でもここの部分はよく分かるんです。
最近、似た話を別のところで見たんだけど、まず何かをなすときは、自分の一番大切なものは何かを考える事から始めた方がいいんだって。
これをそこでは壺に岩を入れる事にたとえて説明してあったんだけど、自分にとって一番大切なもの、つまり、大きな岩をまず最初に壺の中に入れないと、もう二度と壺の中にそれを入れる事ができなくなるんだって。
だからまず一番自分にとって大切なものを壺に入れなさいって言う話なんだけど、本当、そうですよね。
目先の小さな事にとらわれすぎたら、結局、大きな事を見失っちゃうもんね。
僕の場合はその大きな岩、大切なものをちゃんと考えてなかった。
勉強を一番にして、それからバイトだの、あれこれ考えるべきだったのに、自分の遊ぶ金は自分で稼ぐって事にこだわり過ぎたと思うし、さらに、ちょっとできなかったぐらいでネガティブになりすぎてたな、と。
10年のブランクがあるんだから分からないのは当然。
まずは基礎を固める、世間的に見て多少ズレてようが自分の勉強法を信じて、それを貫くぐらいな割り切る気持ちは必要だったと思う*1。
だからそう言う意味では前期落ちたのもある意味当然、なんですよね。
・ゴール
・そこまでのプロセス
・その途中にある自分を悩ましくさせてくるけど、実は取るに足らない事
これがごっちゃごっちゃになってて、抱え込まなくても良い不安まで抱え込んじゃってた。
自分にとってのゴールとは何なのか。
まずそれをちゃんと自覚することこそ一番大切な事。
この本を読んで改めてその事を認識させられました。
*1:これは受かった人の英語暗記の方法を見て、そう感じました。たとえば宇治原さんは教科書と問題集で単語を覚えたらしいし、また僕みたいに問題集の単語をひたすらノートに書いて覚えた人もいたそうな。つまり、単語帳1冊暗記にとらわれる必要なかったんだなって