「悪ノ娘黄のクロアテュール」悪ノP

悪ノ娘 黄のクロアテュール

悪ノ娘 黄のクロアテュール

昨日の勉強の合間に読んだ。


モチーフはたぶんフランス革命
逆らう者は皆処刑する残虐非道な王女の「悪の娘」ことリリアンヌとその双子の弟で王女に忠誠を誓う召使のアレンの悲しい運命のお話。

基本的な世界観は「悪ノ娘」↓

悪ノ召使」↓

許嫁の隣国の王に想い人が居て婚約を破棄された王女が、嫉妬に駆られその想い人と同じ髪の色を持つ住民が住む緑の国を破壊しようとし、逆にかねてからの圧政に耐えかねていた自国の民による反政府軍によって捕らえられ処刑されるまでを描いた感じなんですが、読んで初めて歌詞の意味が分かったよ。


姉に最後まで付き従い、身代わりになるアレン。
養父や好きになった女性までも殺めなくてはいけなくて、きっと複雑な想いを抱えていただろうけど、これも一つの愛の形なんだろうなぁって。

面白かったです。
久々に読み終えた後、唸ったよw

これのシリーズ自体壮大なストーリーなので、続編が楽しみです。